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景観遺産のお話、ベランダが物干し場になっているので難しいですね。ベランダには物干し竿の設備もあり、手すりは布団など干すのに便利だし、共用部分とはいえ、利用禁止はできないです 🤔
40年前の写真、けやき通り貫通反対の横断幕掲示は問題でしたね。このころは、ほとんどの人が反対でしたから共用部分に掲示しても容認されたのでしょうが、今なら規約等遵守義務違反で、即、理事会決議で撤去でしたね 😆
それにしても、貫通工事遅いですね。まだ問題残っているのでしょうか。一日も早く、多くの方の利益のために推進してもらいたいものです。
貫通 ! ペッパーミル 😉
30周年記念誌から、もう一枚面白い写真が出てきました。
1982年頃の貫通反対運動の集会のようですが、何と交差点の真ん中に多くの方たちが集まっています。昔は交通量も少なく(1000台/一日)このような事が可能だったのですね。このような原体験が忘れられない人が今でも架橋に反対しているのでしょう。
けやき通りの交通量を増やすな、そのために貫通反対!架橋反対!と叫び、そして40年間橋は架かりませんでした。しかし皮肉なことに、橋は架からなくても交通量だけは順調に増えて今は4000台/一日にもなり、結局交通量の増加を防ぐことは出来ませんでした。
交通量の増加と、貫通・架橋はほとんど因果関係が無かったのですね。交通量を増やすなという「目的」のために、架橋反対運動という「手段」をとったわけですが、実はこの手段が間違いだったようです。目的のための闘争方針が間違いだったということですね。
中には「反対運動のおかげで橋は架からず、40年間静謐な環境を保つことが出来たんだ!」と言う人もいますが、交通量が4倍にも増えて、それでも静謐な環境なのであれば、なおさら反対運動は必要なかったのではないかと思うのですが、皆様はどう思われますか? 🤔
住民運動の一番のポイントである、けやき通りの車の通過台数に対しても、反対住民の意識は時代と共に変化をしてきているようです。
40年前は一日1,000台の通過台数に対して、これ以上台数を増やすな、貫通反対!と叫んでいたのです。当時の許容台数は1,000台だったのですね。しかしその後時代と共に通過台数が2,000台にまで倍増したのですが、それを問題視するような住民運動は何故か起こらなかったようです。
そして約20年前、今度は架橋計画が持ち上がったとたんに、再びけやき通りの環境を守れ、これ以上通過台数を増やすな!と言って住民運動が再燃しました。不思議なことに許容台数が40年前の1,000台からいつの間にかその時点の通過台数である2,000台になっていたのです。
更に月日は流れ、2012年、木地区にショッピングセンターなどが出来てけやき通りの車の通過台数は2,000台から4,000台と急激に倍増したのですが、それでも表立った住民運動は起こりませんでした。20年前に通過台数を2,000台からこれ以上増やすなと騒いだ人たちはこの4,000台に対して特別に具体的な活動を起さなかったのは実に不思議なことです。
そして2017年、松戸市が再び架橋計画を発表したとたん、これ以上通過台数を増やすなと言って又々住民運動が起こりました。今回は前回の2,000台から倍増して4,000台が基準となり、これ以上増やすなと言う主張です。逆に言うと4,000台までは自ずと認めたことになるのでしょう。
こうしてみると、どうも橋さえ架からなければ、通過台数は幾ら増えても構わないような住民運動のように見えてきます。すると一体何のための架橋反対だったでしょうか?本当は五番街には、表立って他町会に言えないような何か隠れた別な目的があったのではないかというあらぬ都市伝説のネタさえ起きかねません。
いずれにしましても許容台数に対する意識が時代と共に1,000台、2,000台、4,000台と順調に上がっているのは大変興味深い事です。公の許容台数は9,000台だそうです。それに対し住民感情としては、これから先、一体何台が本当の最後の許容限度となるのか、興味があると同時に不安ですね。 一住民としてけやき通りの環境悪化を憂います。 😧
住民がこれ以上通過台数を増やすな、という台数は時代と共に自由に増減するようですが、一方公けに決められた限度台数は当初から決められているようです。架橋裁判の判決文では「計画交通量」と言葉を使っているようです。
そこで「計画交通量」の意味を調べたところ、「一般に、計画対象路線を将来通行するであろう自動車の年平均日交通量の推計値。」との事です。
という事は、五番街ができるはるか以前に、流山街道まで繋がるけやき通りを計画したときから、将来これだけの車が通過することになるだろう(一日9,000台)という推測をしたうえで、けやき通りが計画されそして承認されているのですね。
ですのでそのあとに五番街に入居して、そんな話は聞いていない、と言ってもそれは聞いていない本人の自己責任となるのでしょう。何しろ五番街ができる前からけやき通りの計画は存在しているのです。その計画を知らなかったのは、自分の調査不足でしょう、と言われても仕方ない事なのかもしれません。
↑ 裁判の判決文を読むと、全体的にこのような印象ですね。興味のある方は一読をお勧め致します。住民感情と法律的判断の間の大きな距離を感じさせます。
更にこの「計画交通量」とは単なる交通量の推測値という事だけではなく、地域住民にとって交通量が多すぎるとかあるいは許容範囲内であるとかの一種の基準値となっているようです。
判決文20頁では、「本件事業によりけやき通りの計画交通量を超過するほどに交通量の増加が見込まれていると・・(中略)と認めるに足りる証拠はない。」と書かれていますが、これは要するに、橋が架かっても計画交通量(基準値)以内だから、問題にはなりませんよ、と言っているのでしょう。
計画交通量(基準値)が9000台、現在の交通量が4000台です。橋が架かったからと言って、交通量が2倍以上に増えると考える人はまずいないでしょう。判決文はそのあたりのことを原告を傷つけないように、やんわりと言っているように思えます。 😔
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