中央公園の近くのクリニック、既にマイナカードでの受付の端末が置かれていました。「保険証の代わりにマイナンバーカードで」というキャッチコピーです。カードを差し込むだけでなく、顔認証か暗証番号を打ち込む必要があるとの事でした。顔認証を試したのですが、3回駄目でした。仕方なく暗証番号を打ち込みようやく本人確認がされました。めったに使わないマイナカードなので、暗証番号もうろ覚えでしたが、何とかなりました。しかし出来れば端末の顔認証の精度が上がり、暗証番号も必要無くなれば更に便利になるのかもしれません。どんどん便利になると利用者も助かります。

マイナカードがあれば、市役所・支所に行かなくても、コンビニで住民票・印鑑証明・戸籍謄本などの発行が出来ます。しかしこれらの書類などはそう頻繁に必要とするものではないので個人的にはその恩恵は限られたものでしょう。

ところが塵も積もれば山となる、ではないですが、松戸市全体での年間の住民票の発行件数は、何と24万件！印鑑証明は12万件、戸籍謄本は５万件にもなると聞き、びっくりしました。（松戸市HP　松戸統計書133章より）

これらのほとんどを、今は市役所や支所の窓口で職員さんが対応して年間約40万件の書類を手作業で発行しているのでしょうが、将来これらの作業がコンビニでの自動発行に置き換われば、市役所の大きな省力化につながりますね。その分市民税も安くなる？

そう思うとやっぱりデジタル化は進めた方が良いのかと思われますが、如何でしょうか？

マイナカードとスイカの連携です。

こうして連携しておけば、特定地域向け、特定年代向けのサービスが、スイカ一枚で可能になるとの事です。

例えば「松戸市民で、かつ高齢者の京成バスに限っての老人割引」などがあったとした場合、本人が割引パスを申請する必要もなく、バスから降りる際に、割引パスを見せる必要もなく、スイカをタッチするだけで、瞬時に「松戸市民でかつ高齢者」と読み取り機が判断して、その場で該当者のみ割引料金が適用されるそうです。高齢者には優しい仕組みですね。

その他の例として、地域振興目的の商品券は今までは市民一人一人が個別に役所に申請していましたが、これからはそのような手続きも必要なく、該当者には自動的に該当金額がスイカにチャージされ、そのままスイカで買い物ができるようになるとの事ですが、どんどんと便利な世の中になりそうです。