最近、「桜の花があまり咲かなくなったね・・」と言う声が聞こえます。
建物の陰であることに加え、40余年の木の老齢化、土地の劣化、植栽の成長による過密化などの原因が考えられます。(図1の一本は枝を広げていますが右の三本は痩せてヒョロヒョロです)
植栽委員会では昨年暮れからD棟西にサークルを造り、大量の欅(けやき)の落ち葉で腐葉土を作ってきました。(落葉を廃棄物に出さず五番街内で有効利用するため)
先日出来上がった腐葉土を袋詰めにしましたので、いよいよ桜の木の下にすき込み、土壌改良に着手いたします。
今後の予定は
①周囲のアベリアの植え込みが高くなり庭園灯も隠れていますので、低剪定することにより環境を良くします。
②左の桜は芽もほとんど無く、先般の千葉大樹木調査でも腐朽木観察要となっていますので、伐採時期の検討を行います。
③三本の桜は間隔が1.5m~2mしか無いため上の方の枝がぶつかり合い、スカスカになっています。桜は成長すると枝を広げるので樹間を5m程度以上は取らないと葉が茂ることが出来ず光合成に支障が出ます。(この為には本来、成長と共に間伐が必要と思われます)
④また、奥の木(シラカシ)も高く茂りすぎて光を遮っていますのでこちら側には桜の枝がありません。もう少し空が見える様な剪定を要すると考えています。
植栽委員会
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