少し笑える話としては、松戸を拠点とする某小売りチェーン、数十年前に第一号店を開店したときには看板に、「第21号店」と書いて勢いをつけたとのこと。実情を知らないお客は、ヨーカドーやダイエーに負けないくらい店舗の多いお店なら安心だと良いように誤解し安心して買い物をするし、実情を知るお客は、看板に負けないように頑張って、と面白がってその地元企業を応援したとかしないとか。今ではすっかり全国チェーンに成長しましたが、このような最初の誇大宣伝が良かったのかもしれません。今ではそんなのは誇大宣伝だとして問題になるのでしょうが、昭和の時代は何事もおおらかだったとの、これも地元で有名な都市伝説です。 😆

1970年代、新松戸地区の造成計画が本格化してくると、具体的に機材や資材の搬入が必要となりますし、何よりその前に土壌改良のために約20万台ものダンプカーで土を運び入れなければならず、そのための搬入道路が必要となりました。

 この搬入道路は素直にけやき通りを延伸して、流山街道に繋がればよかったのですが、地元の地権者にすれば、「松戸市は俺たちのすぐ近くにゴミの焼却施設（六和クリーンセンターのことです）を作って迷惑をかけておきながら、虫の良い話をするんじゃないよ」、と言って交渉が頓挫したとの事です。又流山市もこの延伸ルートについてはそれほど積極的ではなかったようです。

 困った松戸市はけやき通りの直進ルートを諦めて、現在の北千葉取水場の横から斜めに新松戸に入るルートを設置しました。しかもそれは仮設道路で、新松戸の区画整理が終わった1980年頃に撤去され元の畑に戻ってしまったようなのです。こちらも、ゴミ焼却施設の件で、こちらの地権者にも理解が得られなかったのでしょう。(添付写真です。）

 そのため、新松戸のマンションの価格には、仮設道路の設置・撤去費用が余分なコストとして上乗せされました。又五番街ができる前にけやき通りが貫通していれば、住民もそれを承知で入居したものを、入居後に改めて松戸市が貫通を検討したために、その後40年に渡る、貫通・架橋反対運動につながってしまったとの事です。

 地元に昔から伝わる話だそうです。 😣 都市伝説という事でご了解ください。

身近な話題としては、五番街は緑豊かなマンションだというものがあります。そう聞いているとなんとなく新松戸のマンション群の中で一番緑豊かなマンションのような気がしてきます。

しかしこれは西パークの方に聞いた話なのですが、住宅一戸あたりについての樹木数は実は西パークが新松戸のマンションの中で一番多いとの事です。

かつて西パークさんの管理組合で正式に調査した結果で、住民の間に伝わる「定説」だそうです。

西パークさんは敷地面積が広いところに整然と樹木が管理されています。それほど樹木による圧迫感はありません。そのために少なく見えるのでしょうか。

一方五番街は敷地が狭いうえにあらゆる種類の樹木が雑多な感じで茂っています。更に市道であるけやき通りのけやきも五番街の風景と一体化しています。全体的にごちゃっとした感じで、そのために緑が多いような印象を与えるのかもしれません。更に樹木の絶対数ではなく一戸あたりの本数ですので住戸数で約一割のハンディがあります。

皆様の印象は如何でしょうか？