五番街「植栽委員会」から住民の皆さまへ:新しく腐葉土作りにご協力いただける方を公募します

植栽委員会

新しい植栽委員会は、2023年2月、2005年以来18年ぶりに一般公募を経て復活し、環境部やふじ造園企画と協力しながら、この2年間、五番街内の植栽の維持管理に尽くしてまいりました。

2023年8月には千葉大園芸学部・院生の協力を得て、緑化率31%の五番街「樹木実態調査」を行いました。結果は、樹木総数1278本(中高木のみで、灌木・生垣は含まず)、樹種は95種、枯死は10本、腐朽樹は69本でした。10本の枯死の樹については、その後の経過を見て伐採しました。

2024年から「腐葉⼟づくり」を開始しました。その目的は、膨⼤な量の欅(けやき)の落ち葉を「ごみ」ではなく「腐葉⼟」に変えて、再び⼟地に還すという環境に優しい仕組みを再び構築したいということです。場所は「D棟⻄ゴミ集積場前」の空き地です(図1)。

前年12月から、欅の落葉に限定して、東武(TBM)の清掃の方・ふじ造園さんにもご協力いただき、植栽委員も参加して、大きな90L袋に入れて集めました。青いドーム(落ち葉の収容サークル)を4つ作りました。こうした状態で、半年〜1年足らず寝かせる(熟成させる)のです。半年以上経ったところで、堆積した落ち葉の入れ替え(切返し)を行います。乾いた落ち葉には、水を入れて湿度を保ちます。図2は、植栽委員が、腐葉土の「すき込み」作業をしているところです。今後、五番街の庭園の中で痩せた土地、土壌が硬くて不良の所は、この腐葉土を「すき込み」、土壌改良を進めてまいります。

また、昨年12月、腐葉土を一般住民の方にも頒布する件をお知らせしたところ、20世帯からご希望があり無料で頒布しました。ほとんどが、ご自宅のベランダの鉢植えやプランターでご使用ですが、中には五番街の外に借りている家庭菜園で使いたい方もおられました。

今回、腐葉土作りの主旨も踏まえて、植栽委員会で「腐葉土頒布の様式」を検討した結果、次年度(2025年度)から、一般頒布を希望する方は予め腐葉土作りの協力員になっていただき、堆積した落ち葉の入れ替え(切返し)や水やり、完成した腐葉土の袋詰めなど、ご無理のない程度で腐葉土作りにご協力いただくことにしました。

近々、以下の予定で、腐葉土作りを開始しますので、興味のある方はご参集ください。

🔳時:2025年6月4日(水)・5日(木)、両日とも10時〜12時13時10分〜15時10分
🔳所:D棟西ゴミ集積場前の庭園 ※服装や靴は、「農作業」の装いでお願いします。
🔳また、2025年度から、腐葉土頒布を希望される方は、腐葉土作りの行程のいずれかで、無理のない程度でご協力いただくことになりました。詳細について関心をお持ちの方は、下記までご連絡ください。

※ 腐葉土作りご協力希望者の連絡先:植栽委員会 新谷周三
メールアドレス:dw4s-sntn@asahi-net.or.jp、固定電話:047−348−0175、携帯電話:090-6713-1954

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