さる6月9日午前10時ごろ、カルガモ一家が五番街に来訪し、一時、大騒ぎになりました。多分、坂川方面から来たものと思われます。

最初は図1:A棟西のプレイロット(この時は子ガモ9匹)の壁をよじ登ろうとして全員揃っていたのですが、その後、半分に分かれ、片方(B群)はA棟広場を超えて、A棟集会場横の灌木の茂みに逃げ込みました。また、1匹はその道中でA棟駐輪場の溝に落下し動けなくなっていました。
住民数名で、B群の子ども達を保護して坂川に返そうと、4匹まで捕まえてダンボール箱に入れ、箱をオープンにして母親が来るのを待ちました。
その後、1時間前後で図2親カモと子ども8匹がA棟エントランス付近で発見され、管理センターの方がこの8匹と、土管の中から救助した1匹、合わせて9匹を坂川に連れて行ったところ、親カモも空から降りてきて、最終的には「全員10匹そろって」坂川に帰って行きました。

これが、今回の一連の顛末で、一応「めでたし、めでたし」で終わったのですが、私(理事長)の方で、松戸市環境保全課に連絡(電話)したところ、カルガモ等の危険性のない野生動物は、条例等で「一般住民は、基本的に触れてはいけない」とのこと、最初に保護したA群:4匹の引き取りも断られました。従って、今後、同様の事例が発生した場合、以下のように対応をお願いします。
1.基本的に、親が先導しているグループの場合、触れないで見守るだけが原則。
2.一群が危険な場所に近づく時は、安全な方向に誘導する。
3.しかし、親と逸(はぐ)れた子ども群(特に溝などに落ちて動けない個体)は、誘導または保護して、親と合流させるようにする。
4.親は、逸れた(はぐ)子どもたちも、常に空から地上から見守っています。親を捕獲することは、物理的に我々には困難です。子ガモをまとめて見えるようにすれば、必ず現れて子どもを守り先導します。
コミュニティ五番街 環境部・植栽委員会
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