新春の御挨拶  理事長 丸山 守人

あけましておめでとうございます。

皆様、お健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 旧年はデルタ型コロナの感染が拡大し、五番街でも夏場から長期にわたって集会所の利用中止を余儀なくされ、諸行事やクラブサークルの交流も自粛せざるを得ない状況でした。ようやく秋口からクラブ活動が再開でき、懸案だった班会議も実施できるようになりました。幸い、クラスターの発生もなく、ひとえに皆様の真摯な予防措置のおかげと感謝申し上げます。昨年は屋上排気ファンの更新工事も無事に終了し、高速1G(ギガ)光通信設備の導入と、JCOMによる地デジ回路の改修で、安定した通信・放送環境が実現しました。更に五番街ホームページのサーバーも更新され、スマホやパッドにも対応できるようになりました。ぜひアクセスをしてご意見をあげてください。

 さて今年は引き続きコロナ感染対策に重点を置きながらも、マルシェなどの諸イベントや各種交流会の実施・再開に努めます。五番街完工後の3回目となる大規模修繕工事とインターホンの交換作業も秋口からスタートします。住民の皆様の積年の要望事項だった「サッシと玄関ドアの交換」については、国の補助金を得た上で実施に漕ぎ着けたいと考えています。このため国のマンション標準管理規約に準拠すべく2月に臨時団地総会を開催し、五番街規約にある「専有部」の一部を「共用部」に改定することを皆様にお諮りする予定であります。

申し添えますが、築40数年のこのマンションには目下、建て替えの計画はございません。五番街が緑の木々と花々に囲まれた快適な住まいをさらに維持するため、中長期植栽7ヶ年計画を実現するための委員会が発足いたします。これらの多くの施策の実施には皆様方のご協力とご理解が不可欠と考えています。

新型コロナ対応、共用設備の老朽化、風水害の増大、想定されたる地震への備え、住民の高齢化ーーなどへの対応について、皆様方の自薦・他薦による積極的な参加と知恵の出し合いをお願いする次第です。そして壬寅の令和四年を「冬来りなば春遠からじ」の新たな五番街にいたしましょう。五番街住民の皆様、業務スタッフ、協力会社の方々のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。

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