第2報「全戸アンケート」結果報告(受動喫煙問題):五番街の喫煙率は8.0% (n = 329)でした。管理センター前の喫煙所は、近日中に「奥まった場所」に移設することが決まりました。

2023年2月2日

コミュニテイ五番街 理事会/環境部

昨年12月初旬から、今年1月にかけて、理事会/環境部は、住環境における騒音問題と受動喫煙問題について「全戸アンケート」と「植栽委員の一般公募」を実施しました。集計は、2023年1月10日〆切り時点で、回答総数374(回答率48.6%:実居住数770戸)でした。多くの質問にお答えいただいた皆さまに、この紙面を借りてお礼申し上げます。

今回(第2報)は、居住敷地内での「受動喫煙問題」に関する回答について結果をご報告します。

まず、現在のお宅の喫煙状況(注:ここは回答したくない方は、お答えされなくても結構です)について伺うと、同居者の中に喫煙者はいない84%・いる16%(n=329)でした(図1)。

図1

五番街の喫煙者の割合は、この設問の回答329世帯(概算居住数665人)中53人(8.0%)です。ちなみに、2019年の千葉県の喫煙率は、20.2%(全国8位)、全国平均は18.3%です。これよりは低い傾向でした。

次に、喫煙者の方は、現在、主として「どこで喫煙」されていますか(複数回答可)で伺いますと、以下の様になりました。

図2

今回のアンケートで、ベランダでの喫煙に対する苦情が多く寄せられましたが、この回答では2例のみでしたが、実態を反映していない可能性もあります。五番街では「共用部分」のベランダでの喫煙は禁止されています。環境部を中心に、これからもベランダ(バルコニー)での喫煙禁止や、遊歩道での吸い殻の「ポイ捨て」禁止を訴えてまいります。

最後に、敷地内全面禁煙か、喫煙所存置(場所も含めて)の如何について伺いました。まず、非喫煙者 (n=302)の結果は以下の通りでした。

図3 非喫煙者(n=302)では、「人通り(小学生も)が多く、建物の出入り口付近で、人の多く集まる管理センター前ではなく、人通りは少ないが、ある程度監視の目もある他の場所に移設を希望」と「敷地内全面禁煙(管理センター前の喫煙所も撤去)」が全く同数(117票ずつ)で、「今の管理センター前の喫煙所の1カ所は残す」案は、68票で比較的少なかった。

また、喫煙者 (n=47)の結果は以下の通りでした。

図4 喫煙者((n=47)では、「現在の管理センター前喫煙所を残す」が最多で、次に「人通りは少ないが、ある程度監視の目もある他の場所に移設」が続き、「敷地内全面禁煙」は相対的に23%と少ないものの、喫煙者の四分の一が支持されているのは注目すべきです。

以上を踏まえて、2023年1月14日、1月度理事会において、今回は「敷地内全面禁煙」は施行せず、喫煙所を「建物の出入り口付近で、人通り(小学生も)が多く、人の多く出入りする管理センター前」ではなく、「人通りは少ないが、ある程度人の目もある他の場所」に移設することが、賛成多数で可決されました

今後、千葉県も指導する「管理者が喫煙場所を設置する際の、配慮義務をみたす場所」に移設します。今後の移設場所(候補)は3カ所ありますが、現在検討中です。

コメント